肥満と腸内細菌の関係
こんにちは
本日は、肥満と腸内細菌の関係についてお話させていただきます
実は、中年期以降で、運動する習慣が特にない人が、若い頃と同じ量の食事をとっていると、どうしても太りやすくなります。その理由は、基礎代謝量の低下です
基礎代謝量は年齢とともに徐々に低下していくため、若い頃と同程度のエネルギー量の食事のままでは「食べ過ぎ」になります。
腸内細菌によってつくられる「短鎖脂肪酸」は、腸からさまざまなホルモンの分泌を促進し、私たちの健康にとってさまざまな良い働きをします
この短鎖脂肪酸をつくる腸内細菌が、肥満の人は、肥満でない人と比較して少ないとされています
ただし、肥満の人でも、腸内細菌に短鎖脂肪酸を多くつくらせることが可能です
その方法の1つが、多種多様な菌を多く摂取することです
そして、菌のエサとなる多種多様な“水溶性食物繊維” の摂取が必要です
肥満にならないために食べる量を抑える傾向がありますが、腸内細菌の働きや仕組みを知り、それを活かした食生活を整えることが健康への第一歩ですね