腸内環境が悪化すると甘いものが欲しくなる
「ウンチの1/3は腸内細菌とその死骸」
食べたものは約24~72時間後に便として排出されます。便は食べ物のカスだけでできていると
思われがちですが、実は腸内細菌も多く含んでいます。
健康な人の便は実は80%が水分です。その残りのうち、食べ物のカスは1/3程度
しかなく1/3が剥がれた腸粘膜、そして残りの1/3が「腸内細菌とその死骸」です。
「腸内環境が悪化すると甘いものが欲しくなる」
悪化した腸内環境はカビを増殖させカビは様々な有害物質を発生させます。腸内細菌のバランスが崩れて
おなかのカビが増えると、甘いものが食べたくなると言われています。
その理由はお腹のカビのエサとなるのが「糖分」だからです。
またカビの増殖は低血糖を引き起こすとも言われています。これはエサとして糖分を消費するので
体が糖が足りないと判断し血糖値をもとに戻そうとしてさらに甘いものを食べたくなる・・・。
この悪循環が終わらなくなってしまいます。
「エサが不足して悪玉菌優勢になると腸に穴があく」
腸の内側は粘膜に覆われ、外界から異物が入らないようにバリア機能が備わっていますが
水溶性食物繊維が不足し「悪玉菌優勢」になると、腸粘膜は傷つけられ、細胞間が緩んできます。
それは悪玉菌のおおくは腐敗菌で細胞を傷つけるガスを発生させるからです。
その状態が長く続くほど腸粘膜は荒れ細胞間のゆるみは広がり、バリア機能が低下。
異物が入りやすくなってしまいます。