薬屋さんの腸活ここだけの話
当店が「腸活」をお勧めする理由
「腸活」、最近はテレビや雑誌でたくさん取り上げられていますね。いったいなぜこんなにも、注目を浴びているのでしょうか。
それは医学や技術の進歩で、腸内細菌の研究が飛躍的に進み「腸が健康においてとても重要な役割を担っている」ということがわかってきたからです。
そしてわれわれ薬屋でも腸を立て直すことで、皆さまのお役に立てることが増えてきました。
腸活の話をしたときよく「ヨーグルトを食べている」と仰せられます。確かに乳酸菌は入っていますけれどヨーグルトで十分な量を補うことはできません。
そればかりか脂肪分や糖分に気をつけないとかえって体に合っていないということがあるのです。
腸活で大事なポイントは「多様性」です。腸内には1000種類、約100兆個の腸内細菌が棲みついています。重さにして約1.5㎏~2㎏もあると言われています。皆さんの体重の約2㎏位は腸内細菌の重さなんです。
最新の研究ではその腸内細菌に多様性があるかどうかが健康を大きく左右していると言われています。
実は、40歳を過ぎたあたりから腸内細菌の数は急激に減少すると言われています。
悪玉が善玉を上回り、腸内環境があっかします。そして様々な不調が起こりやすくなると報告されています。
この状態を正すために取り組みたいのが「腸内細菌の多様性を高める」ということ。
「すべての病気は腸から始まる」と言われています。腸内細菌の多様性が低下すると、免疫の低下、肥満、うつ、不妊、発達障害、ホルモンバランスの乱れ、疲労、ガン、などの様々な病気に繋がります。
今のお悩みも、腸をケアすると変化が見られるかもしれません。
ご自身が腸内環境を確認する手段の一つが「排便」です。ウンチには腸内細菌の死骸が含まれます。排便量が多いほど腸内細菌の死骸が多いことがわかります。便秘の人、下痢の人は多様性が低いと言われています。
特に胃薬や抗生物質を飲んでいる人は多様性がグッと低いと言われています。
腸を喜ばせ腸内細菌の多様性を高める方法を知りたい方はいつでもご相談ください。
あなたにあった方法を、お伝えさせていただきます。
「雑学」 昔から「腹が立つ」「腹が決まる」などお腹と感情を繋げる慣用句がたくさんあります。
昔からお腹(腸)が重要だとわかっていたんですね。
ちなみに、日本語で肝がすわっている様子を「ガッツがある」という言い方をしていますが、
もともと英語で「GUt」は「腸」なんです!