2024年2月DM
いつも有難うございます。立春過ぎより寒さが増し急に気温が上昇し今年は気温の変動が大きく私たちの体も対応に追われます。そんな中抵抗力が落ちますとインフルエンザに
コロナとウイルス、ヘルペス他、感染症はいつ何時私たちの体を襲うかわかりません。
ウイルスたちが体内に入るのを防御し、入ってしまったら増殖させないように抵抗力を
つける。そして素早く体外に排泄(解毒)することが肝心です。
健康な体で過ごすため日々体調管理にお気をつけ下さい。
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防御 粘膜を強くしましょう。東洋医学では、粘膜は「肺」に属していて、春になると多くなる「アレルギー体質」とは様々な刺激に対して過敏に反応する体質の事です。鼻の粘膜が過敏だと鼻炎に(花粉症や副鼻腔炎を含む)。気管が過敏だと咳に(喘息・気管支炎を含む)皮膚が過敏に反応すれば皮膚病になります。口の中の粘膜や膀胱・膣が弱いとそれぞれ口内炎、慢性の膀胱炎、慢性の膣炎になります。もちろんウイルスや細菌も粘膜が強くなければ安易に侵入されてしまいます。漢方では「肺」を強くするものを選びます。そして体内に侵入してしまった病原菌やアレルゲンは腸の免疫細胞が戦ってくれます。それを活性化するのが腸内フローラ、乳酸菌です。
1000種類もの腸内細菌はそれぞれ働きが違いますので乳酸菌と言っても多種多様のものが必要です。加えて腸には2キロ近くの腸内細菌が常在していてこれらに
エサをあげないとうまく力を発揮できません。餌となるのが食物繊維や
オリゴ糖などです。「プレバイオティクス」と言います。
そして解毒力、東洋医学では体の中に溜まった悪いものをデトックスしてくれる漢方の事を
「瀉剤(しゃざい)」と言います。腸に働いて便として出すものや、体内の不要なものを水分とともに尿に出す利尿剤、汗として皮膚表面から出す発表剤などがあります。体は最大限の力で人体を守っています。その後押しをしていくのが私どもの漢方薬、漢方食品なのです。健康体を保つため、防御力、免疫力、解毒力を最大限に生かし健康体を保ちましょう!
多様性の善玉菌
実は外から入ってくる菌は定着しないと言われています。ですが定着しなくても
毎日とることで腸の中にたくさんの菌を常駐させることが可能です。
イメージとしては臨時で雇われていえる「傭兵」のような感じです。よく「発酵食品」を摂りましょうと言いますが納豆やヨーグルトは1~3種類の菌だけです。
「百(もも)福(ふく)」には可能な限りたくさんの菌(21種)が入っています。「百(もも)福(ふく)」はお腹が冷えている人にもお勧めです。冷えている人は便通があっても ガスが溜まることがよくあります。腸の動きが悪い状態です。温めをサポートする漢方も入っていますので
温めて腸が元気に動ける状態、菌が活躍できる環境を
作ってあげましょう。菌が活躍できる温度は37℃前後と言われています。
多様性の水溶性食物繊維
1種類2種類の菌を喜ばせてもあまり意味がありません。短鎖脂肪酸を作るにはたくさんの種類のエサを菌にあげないといけません。現代人はエサの多様性が欠けているため菌のパワーを
十分に使えてない方が多いです。
菌の種類は約1000種類と言われています。なので「毎日わかめを食べています」という方でも実はわかめが好きな菌しか喜びません。
食事で補うのは難しいためこういった水溶性の食物繊維を摂ることが大事です。飼っている菌にエサを与えて育てるイメージです。
<国産自然22種の食物繊維+310種の熟成酵素>
粘膜を潤わせ内臓も強くしていく漢方
瓊玉膏(けいぎょくこう)
瓊玉膏は体に必要な「水分」「元気な血液」「気・エネルギー」
を同時補給できる漢方薬です。
東洋医学では「補陰」「補血」「補気」といいます。