腸活ミニ通信冬編
寒くなると運動不足になりがちですが、血行や代謝が悪くなると便秘にもつながります。
手軽にできるウォーキングや室内エクササイズで体をほぐし、温かいものを食べて腸を冷やさないようにしましょう。
☆大腸がん悪化の体内物質特定。新たな治療法に期待。
日本人の男女合わせて罹患数が最も多いのが「大腸がん」です。
国内では年間約15万人が新たに発症しています。
又、死亡数でも男性で2位、女性で1位となっています。
京大などの研究チームは大腸がんを悪化させている、体内物質を動物実験で突き止めたと発表しました。
論文は国際学術誌Nature communicationsに掲載されました。
研究チームは、大腸がんを取り巻く組織に「トロンボスポンジ(THBS1)」というたんぱく質が多いことに
着目しました。
遺伝子操作でTHBS1をなくしたマウスに大腸がんの細胞を移植するとあまり転移せず、癌の悪化が
抑えられてそうです。
大腸がんは早期発見しますと高い確率で治りますが、大腸がんの約2割は転移しやすいタイプとされ
治療の妨げになっています。
今回の発見が新しい諜報に繋がることを期待します。
☆感染症対策はしっかり
例年11月ごろから流行るインフルエンザですが、2023年は年初から散発的に各地で流行りました。
さらに新型コロナの感染も引き続き注意が必要です。
この冬も手洗いや換気など基本的な感染対策と免疫の維持に努めましょう。
☆冬至の日に食べるカボチャ
冬至の日はカボチャを食べてゆず湯に入ると風邪をひかないと言われます。
緑黄色野菜のカボチャには、ビタミンE、ビタミンB1,B2, ビタミンC、β―カロテン、などビタミン・ミネラル 類が豊富に含まれています。
又ゆずの外皮から出る油分は肌の乾燥を防いでくれます。
皮に含まれるリモネンには血行促進作用があります。
☆乾癬(かんせん)は食事が重要
冬になると皮膚がかさつきますが、乾癬のかさつきは働き盛りの30代~40代に多く、
皮膚やリンパ球、脂肪細胞などから出る炎症性サイトカインが関係しています。
食の欧米化に伴う内臓脂肪の増加も原因の一つとされています
患者の40%は肥満症であることが報告されています。
皮膚の病気だと思われがちですが、患者の15%を占める「乾癬症関節炎」では、
関節の痛みや腫れ、変形の症状があります。
一度関節が変形すると元に戻らないので早期発見が大切です。
他の病気と見分けが難しいですが、乾癬の症状があって、指がこわばったり、
腰が痛くて動けないときは注意が必要です。
☆推し活エクササイズ8の字回し
ライブに行った気分でタオルを振り回そう!
左右どちらかの手にタオルを持ち、もう片方の手は腰に当てる。
膝でリズムをとりながら、8の字を描くようにタオルを上から斜め下に振り落とす。
代謝アップと体幹トレーニングになります。
好きな音楽をかけながらマイペースに楽しみましょう。
腸活通信より