更年期と腸内細菌のお話
こんにちは
本日は更年期と腸内細菌のお話について
更年期を迎えた女性は、閉経が近づくにつれて、腸内細菌の多様性が失われていきます。
ホルモンバランスの乱れや加齢が原因と考えられており、実は、女性の方が男性に比べて腸内細菌の多様性が高い傾向にあることがわかっています
しかし、30代を境にだんだんと多様性が低下していき、60代になると男性とほぼ同じ状態に
閉経が近づくにつれ、卵巣機能が低下するためエストロゲンの分泌は減少していきます
エストロゲンが減少すると自律神経の乱れも引き起こしてしまうのです。
腸は自律神経によって働きをコントロールされている臓器です自律神経が乱れれば、腸の働きも低下してしまいます。
不調があってもなくても、腸内細菌の多様性の低下には繋がっており、全身に悪影響を与える可能性は否めません。
更年期による体の変化は抗えないものですが、腸内環境を整えて多様性を高めるためには日々の努力が必要です
最も大切にしたいのが「食事」。バランスが良いことはもちろん、あらゆる栄養素の食材を豊富に食べることから始めてくださいね