春の環境変化による心の不調にご注意！「五月病」とは・・・・

進学・就職・転職・異動・転勤など社会生活での環境が大きく変わる春。

期待や不安が入り混じり緊張が続きゴールデンウィークでその緊張が緩み「だるい」「やる気が出ない」「物事を悲観的に考える」という気分の落ち込みは一般的に「五月病」と言われています。

□五月病を引き起こすメカニズム

五月病と呼ばれる主な不調はだるさや、倦怠感です。原因の一つは自律神経である交感神経と副交感神経のバランスの崩れです。体を活発に動かす時に働く「交感神経」と体を休めるときに働く「副交感神経」は互いにバランスを取りながら体の状態を調節しています。しかし環境の変化などが原因でストレスがかかると交感神経と副交感神経のバランスが崩れだるさ、倦怠感、不眠、疲れが残る、イライラ、不安になるなどの不調が現れることがあります。

□五月病の原因

＜環境の変化＞

春は進学や就職、転職、転勤、異動など環境が大きく変化する時期でもあり新しい環境に適応できず五月病と言われる精神的な不調がなんじることがあります。

＜新しい人間関係＞

環境の変化により人間関係も大きく変わります。周囲になじめない、新しい人間関係をうまく築けないなどが五月病の原因になることがあります。

＜理想と現実のギャップ＞

新生活のスタートは慣れない環境で緊張しながらも自分自身が掲げた理想に近づこうと懸命に取り組み過ぎたり新しい環境が想像していたものと違うという現実に直面することも少なくありません。

この様に思い描いていた理想と現実のギャップにストレスを感じ、五月病の不調が生じる場合もあります。

□五月病の対策

睡眠の質を上げしっかり休養する

深呼吸などのリラックス法を取り入れる

バランスのとれた食生活を意識する

メンタルヘルスの乱れのケアにはビタミン、ミネラル、タンパク質、EPA/EPAの摂取を

ウォーキング、人と話す、相談する

中の良い友人とお喋り等は「セロトニン」の分泌を増やし心のバランスを整えます。

□サプリメントの活用を・・・心の健康を守りたい方

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参考・タキザワ漢方春号