年頭におきまして
新しい年が明けはや1月も終盤を迎えようとしていますが、3年前から続く新型コロナウイルスと寒い時期に蔓延するインフルエンザウイルスが感染拡大し、まだまだ予断を許されない状況です。
同じ環境にいて発病しても軽く済む方、重い症状の方の違いは毎回お伝えしていますがその方が持つ
「免疫力」の差です。ウイルスや病原菌を回避することは重要ですがこれから先も色々な「変異株」や未曽有の「病原菌」が現れてきます。こういう敵と「共存」していく事も考えて自分の体を作っていかなければなりません。
そのためには正しい生活習慣と正しい食事(食養生)、適度な運動、体が自分で病気を治そうとする力(自己治癒力)を底上げする漢方薬&漢方食品が必要になってくると思います。
今年も私共は上記のうち「自己治癒力」を高める漢方薬&漢方食品で良質なものを選び仕入れ、かつ、正しい食事をご紹介し「病気にならない体つくり」を目標に一人でも多くのお客様に
「漢方を飲んでおいてよかったわ」と喜んでいただけるよう精進していきたいと思います。
そしてもう一つ、癌治療、日進月歩していく抗がん剤、放射線治療、手術で「病巣は取り除けたけれども体力がなくなりに元の生活に戻れない(著しくQOLが下がった)ということが多々あります。
現代医学では「病気に勝っても病人の回復ができない」ことがあります。病人の回復をするためには体力を作る「補剤」は必ず必要です。
体力がなければ病気になった時でもきつい薬は使えません。体力がなければ薬が効かないのです。
受け止める「器」がひび割れていたら良い薬も効かないのです。
そのことも踏まえて「補剤」の大切さを今年も必要性を感じるお客様にお伝えしていきたいと思います。今年もどうぞ宜しくお願い致します。
漢方双葉丹心堂守口店 国際中医師 三春千恵