11月の食養生
11月の食養生
11月は、二十四節気では寒露・霜降という時期です。過ごしやすいですが、乾燥と昼夜の気温差に気を付けたい時期です
11月は、肺・腎を補うようにしましょう
肺の機能が低下すると、咳やたんなどの症状が現れやすくなります。そのため、肺に潤いを与えて乾燥を防ぐ食材を取るようにしましょう
腎の機能が低下すると、更年期障害や免疫力の低下、老化の促進などさまざまな不調が起こりやすくなります。
腎は、寒さに弱いため、体を温めるものや腎を助ける食材を積極的に取るように心掛けることが大切です
11月のおすすめ食材
①大根…根に多く含まれるアミラーゼは、でんぶんの消化を促進し、胸焼け、胃もたれ、二日酔いなどの改善に働きます。
この消化酵素は、大根を生で食べることで働きが活発になります
②れんこん…肺を潤して働きを高めるため、のどの渇きや痛み、咳、痰などの症状を緩和する働きがあります。
穏やかに体を温め、胃腸をいたわり、身体の水分を守ってあげましょう
漢方食品では粘膜を潤し肺を強化する「通竅(つうきょう)」というものがあります。
こちらは、冬虫夏草、紅参、シソで構成された漢方食品です。
主にアレルギー疾患の予防漢方としてよくご紹介しています。
詳しくは
通竅(つうきょう)
これは冬虫夏草(肺、腎を補う)、紅参(肺、脾を補う)、紫蘇(脾、肺を補う)の
三種類の生薬からなる漢方系食で いずれも体を温める性質がある。
漢方ではアレルギー体質の改善には肺・脾・腎の虚損(非常に弱っている)の改善が必要だと考えている。それに基づかれて作られたのが通きょうである。
アレルギー体質の改善には通きょうを基本に、炎症の状態に応じた漢方薬や漢方系食品などを合わせて対処していきます。ただアレルギーの人は粘膜が敏感になっているため初めから規定量を飲むと、胃がもたれたり痛くなることがあので、最初は少量から飲み始め、徐々に増やしていくのがよい。
花粉症やアレルギー性鼻炎に限らず、気管支喘息、自家中毒症、過敏性腸症候群、
慢性中耳炎、慢性膀胱炎、膣炎、不妊症などさまざまな病気に応用されている。
これらは一種の粘膜病という考えのもとに、粘膜を強くして外からの刺激に対して
過敏に反応しないよう体質を変えていくという目的で使います。
風邪もひいていないのに急に喉が痛くなって治らないという人や、いつまでも咳が止まらないという人がいる。PM2.5などさまざまなものが大気中に漂っていることも影響していると思うがこういうケースに粘膜病という捉え方で対処するとうまくいくことが多い。
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参考情報:日本成人病予防協会