夏場に多い「陰虚症」
暑中お見舞い申し上げます。
いつもありがとうございます。毎日暑い日が続きます。これから夏本番をむかえ、汗のかきすぎなどで、体内の水分が不足してくると頭のふらつきや目のかすみ、のぼせ、のどの乾き、皮膚の乾燥、耳鳴り空咳、手のひらや、足裏のほてり、不眠など寒い時期と又違う症状がでてきます。中医学では、こういう症状を「陰虚(いんきょ)」といいます。陰虚と同時に血液中の水分が不足して「血虚(けっきょ)」も起きやすくなります。病院の検査で「貧血」ではなくても、東洋医学では「血虚=血の質」、血の栄養機能減退と考えます。
血虚が起こると上記の症状に加え、爪が割れやすい、髪がパサパサ、関節の屈伸不自由、目の乾燥などまだまだ症状が増えていきます。
暑いので冷たい飲み物をたくさん飲みと胃が冷え、食欲不振で気力も落ちてしまいます。夏バテですね。
冬は温めればいいですが、日本の「夏」は、湿気が多く、快適に過ごすには、エアコンは欠かせません。そうすると、また体は冷え、なんとも、日本の夏を過ごすには大変です。
当店では今年の春から「一等級・三七人参」を取り扱っていますが、活血作用があり、入荷以来好評で、たくさんの方に飲んでいただいています。東洋医学では「血の滞り」を「瘀血(おけつ)」といい、三七人参は瘀血を取り除く漢方です。
肩コリや冷えを取るのにも優れていますが、陰虚、血虚の症状は「瓊玉膏(けいぎょくこう)」という漢方があります。
これは体の水分のバランスを整え、血に栄養を与えてくれます。
夏バテにはもってこいの漢方です。三七人参は活血作用、瓊玉膏は栄養作用(材料)で、この二つの漢方は元気な体を作ってくれます。
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